書籍紹介
■ 「超音波検査士認定試験対策：臨床編」の模擬試験が，新構成で登場します．
新しい構成では，
■ 領域ごとに分けられていた「消化器領域」と「健診領域」の模擬試験を一冊にまとめました．
■ 消化器領域３編，健診領域３編の合わせて６編の模擬試験を収載しています．
■ 画像問題が増えている近年の傾向を反映し，すべての模擬試験が改変されています．
■ 実際の試験と同じ形式，同じ問題数の模擬試験を解いてみることで，本番の雰囲気を体感できます．
■ 解説には「Book 1 テキスト」への参照ページを記載（一部，直接の参照ページが記載できない問題もあります）．
■ 「Book 1 テキスト」を開きながら，見直し，振り返りを進めることができます．
序
東京超音波研究会は，超音波検査を行う診療放射線技師，臨床検査技師が集い，1979年に発足しました．発足者の「学ぶ意思のある者に職種は関係ない」という思いから，当初よりコ・メディカルを中心にしつつ，誰でも超音波検査に興味のある者，学びたい者の集う会として勉強会が開かれ，世代を引き継ぎながら活動を継続してきました．
しかし，この２年半ほどの間に状況が一変し，これまで維持してきた勉強会や超音波検査士認定試験のための講習会，この対策本の改訂などの活動を，余儀なく休止せざるを得ない状況に陥りました．そしていまだ従来通りに活動することができずにいます．それでも超音波検査士を目指す方々に，対策本だけでもお届けしたいと思い，今回の発刊に至りました．
これまで，臨床編については，消化器領域と健診領域をそれぞれに発刊していましたが，学ぶべき知識として重なる部分も多く，今回新たな試みとして１つの本にして発刊することとしました．超音波検査士の試験対策のみならず，普段の検査や健診業務においても，検査室に置いていただき，現場で役立つ本として用いていただければ，本書に関わった著者一同，大変うれしく思います．
日常業務でもやることが増え，ますます多忙になり，さまざま取り巻く状況も変わっていく中ではありますが，高い水準の検査を提供することで，国民の福祉に貢献することができればと思っております．本書がその一助となることを切に願っています．
目次
【消化器領域 プレチェック】
肝臓
胆嚢・胆管
膵臓
脾臓・門脈
消化管
【消化器領域 模擬試験】
模擬試験１
模擬試験１ 解答・解説
模擬試験２
模擬試験２ 解答・解説
模擬試験３
模擬試験３ 解答・解説
【健診領域 プレチェック】
健診
乳腺
甲状腺
泌尿器
頸動脈・大動脈
【健診領域 模擬試験】
模擬試験１
模擬試験１ 解答・解説
模擬試験２
模擬試験２ 解答・解説
模擬試験３
模擬試験３ 解答・解説
索引
